サラリーマンを辞めたけれど、また戻った人のブログです

サラリーマンを辞めて会社に属さず生きていく事に決めたけれど、またサラリーマンに戻った人のブログです。

病気の治療の事を書きます

 

昨日の煙草の話で、病気という言葉を出したので、ちょっとだけその事について書いてみようと思います。

ちょうど今日、通院してきたので。

(と言っても、ほぼほぼ完治しています。)

 

2年前の健康診断

2年前の話。

毎年の会社の健康診断があり、幾つかの指摘の中で、「肺に影が見える」という結果が出てきました。

「肺に影が見える」なんて結果、普通は出ませんよね。

余談ですが、あとは「胆のうにホリープがある」という結果も出てきました。

ただこれは、良性のホリープで大きさも変わらないので放置です。

 

とりあえず病院に行く

引っ越してきて2年、普段全く病院に行かないので、どこに通ったらいいかわからない状態なので、とりあえず近くにある小児科メインの病院に行きました。

そこで健康診断の時に撮ったレントゲンとCTを渡して診察してもらうと、先生は深刻な顔をします。

先生は言います。「最悪な事も想定しておいて下さい。」

要は、癌の可能性もあるという事です。

先生は本当に肺癌の権威を紹介すると言ってきます。

自分としては信じられないし、病院も遠くて色々面倒なので、そこまではいいと断りました。

先生は、そんなに甘く見ない方がいいと仰いますが、ようやく先生が折れて、「では比較的近くで、ちゃんと見てくれる先生を紹介します」という事になりました。

そこだったら、そんなに遠くないしいいだろうという事で自分も納得し、紹介状を書いてもらいました。

しかし、次の日からは地獄でした。

「可能性があるだけでしょ」という状態でも、気になる事は気になります。

会社で端末に向かっていても、「肺癌 治療」とか「肺癌 余命」とか検索して、仕事に集中出来ません。

もし、余命が短かったら何をしようか、とか本気で考えてしまいました。

 

紹介された病院に行く

地獄のような1週間が過ぎて、ようやく紹介された病院に行く事になりました。

診察してくれた先生は、呼吸器外科の部長の方。見た目は気さくそうなおじさんです。

早速、健康診断の時のレントゲンとCTを見てもらいます。

そこで先生の一言。「これは癌じゃないね」

先生はタメ口であるけれど、癌じゃない根拠を事細かに説明してくれます。

ただ、最後にこう言います。

「いやでもね、わかんないよ。俺が見た事無いだけのパターンの癌かもしれないからね。・・・いやまあ、でも俺も何千人と見てきて、そして学会とかで出てくる事例のパターンにはこんなの無いから、一旦癌じゃない線で進めてもらっていいよ。」

何か軽い感じだけど、安心はしました。

「じゃあ何なのかって話だよね。他に考えられるのは感染症の線だよね。感染症ってわかったら、場合によっては、今日は家に帰れないかもよ。フフフ・・・。」

えっ。それはそれで面倒な話です。

ここで先生が呼吸器内科の先生に変わります。

結果的に、この先生と付き合いが続く事になります。

その日は血液検査と痰を出し、1週間待つ事になります。

 

検査が続き・・・

1週間後に病院に行くと、血液検査の結果としては、ある感染症の反応が出たとの事。

しかし痰からは、全く菌の反応が出ない状況でした。

尚、その感染症の自覚も無いですし、症状も全く出ていません。

もう1度、痰を出して1週間待ちますが、結果として菌の反応は出ませんでした。

菌が出ないと、本来はその感染症と判定が出来ないとの事で、とうとう肺の内視鏡を受ける事になってしまいました。

私は、そういう医療の処置が子供の頃から本当に大嫌いですし、何か大げさな状況ではあったのですが、受けざる得ない状況です。

2週間経ち、とうとうその日が来ました。

内視鏡の処置中は、言葉に出来ない程、苦しかったです。

もう2度とやりたくないですね。

そんなこんなで内視鏡検査をしても、菌が全く出てきませんでした。

しかしレントゲンを撮ると、影が少しずつ大きくなってきている事がわかります。

血液検査の反応が出ている事と、これ以上治療が遅れると影が広がり症状が重くなる可能性があるため、その感染症の治療を始める事になりました。

 

9か月の投薬治療

ここで感染症の病名を書くのはやめておきます。

ただ、病名を聞いた時はびっくりしました。

この病気は手術や切除で治る病気ではなく、ひたすら長期間、強い抗生物質を飲み続ける治療しかありません。

この間、お酒はダメ、食事も多少制限されます。

更に肝機能障害などの副作用が出る可能性があります。

結局、私はこの感染症の表立った症状は全く無く、肺に影がある事によって、この治療をしなければならなくなりました。

そして、投薬から2か月ほどで、とうとう副作用の肝機能障害が出てしまいます。

副作用が無い時期でも、強い薬を飲んでいるため、夕方になるとだるくなってきます。仕事も仕事になりません。

お酒と食べ物の制限も、しっかり守りました。

何で症状が出てないのに、副作用とか生活の制限で苦しまなければならないのか、という事に納得がいかない気持ちになる事もありました。

そんなこんなで9か月、薬を飲み切り、肺の影を消し去る事が出来ました。

実際の話、お酒や食べ物の制限を怠ったり、薬の服用をサボってしまう人は、治療が長引き、場合によってはどんな投薬をしても治らなくなり、入院し暫く出られなくなる事もあるそうです。

地道に無心に欲望を断ち切って薬を飲み続けた事が功を奏したのだと思われます。

 

もう投薬が終わって1年半経ちましたが、病気自体は再発の心配は無く、肺も多少の傷以外はきれいそのものです。

 

最後に、月並みな言葉になってしまいますが、

  • 健康の維持は怠ってはいけない。
  • いつ病が襲ってくるかわからないので、今を悔い無く生きる。

という事を、この検査や治療の中で本当に実感しました。

今の人生のスローガンは、上記の2つと言っても過言では無いです。

 

長文になってしまい申し訳ありませんでした。

 

この時に読んでいた本です。

 

運命を拓く (講談社文庫)

運命を拓く (講談社文庫)