「Flightradar24」が面白い!
最近、「こんなサイトがあるのか!凄い!面白い!」と思ってみるようになったサイトがあります。
「Flightradar24」です!
Flightradar24.com - Live flight tracker!
何が凄いかって、リアルタイムに飛行している航空機の状態が見れてしまう事です。
最初は、何かタイムテーブルに合わせて航空機が画面上を動いているのかなと思ったのですが、先日の台風の時に、なかなか空港に着陸出来ずに上空を旋回している航空機がいたり、出発地に引き返している航空機がいたりして、「リアルな状況なんだな。」と理解した次第です。
Flightrader24を紹介しているサイトです。
地球上の飛行機の経路がリアルタイムでわかるサイト「Flightrader」
何と、スマートデバイスのアプリもあるんですね。
このサイトが乗り越えた障壁
それは、私が思いつく限りでは、この2つかと思います。
- 技術的な障壁
- 情報公開の障壁
技術的な障壁は、普通にお金を掛けて作れば出来るんでしょうけど、これがボランティアで作られているというところが凄いです。
しかも無線の受信機は有志が持ち出しでやっているらしく、頭が上がりません。
航空会社が全く関与せず、こういうものが出来たとは思いませんでした。
次に情報公開の障壁としては、航空会社が全く関与していないので正式な見解はわかりませんが、日本国の法律としては問題無いとの認識だそうです。
Wikipediaに書いてありました。
同じ部類のサイト
同じ部類のサイトとして私が思いつくのは、以下の2つです。
バスのロケーションシステム
<【例】東急バス>
バスって時刻通りに来るかわからなく不安なので、こういうサイトがあると便利です。
そういう考え方は昔からありました。
20年以上前から「あと○分で来ます」「前のバス停にいます」というメッセージが出るバス停があったと思いますが、センサーを当時は各バス停に設置して、各バスに載せてという運用をしていたかと思います。
今ですと、GPS機器が発達して、バスにGPS機器を載せて、バス停へのセンサーの設置工事が必要無くなり、コストを大きく下げる事が出来るようになったのです。
確か、東急バスは10年くらい前に、いち早く導入していたかと思います。
導入当時、バスにCompaq製のPDAを載せていたのが懐かしいです。
宅配便の荷物問い合わせシステム
<【例】ヤマト運輸>
ヤマト運輸は何十年も前から配送する荷物の情報をオンラインで管理していたかと思います。
お客様から問い合わせがあった時に電話やFAXで回答していましたが、10年ちょっと前くらいから、この情報をインターネットで公開するようになったと思います。
こうして、昔は一般人が見る事が出来なかった情報がインターネットで見られるようになりました。
文中にも書いた通り「技術の進歩」と「情報公開」がキーワードになると思います。
「情報公開するリスク」より「情報公開するメリット」が勝ったのだと思います。
本当に便利で面白い世の中になりました。